小町園は、長野県南部に位置し自然豊かな環境もと営業しております。「元気な苗木、こだわりの苗木」を各種取り揃えてお待ちしております。
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苗木の豆知識 > 台木の紹介
    
●営利栽培をする上で有利になる台木の紹介です。
■りんご台木
JM系台木
農研機構果樹研究所リンゴ研究拠点において、昭和47年丸葉海案「セイシ」にM9を交配、昭和59年10系統を選抜、翌年系適供試された。挿木繁殖可能なわい性台木として、平成8〜9年5系統農林登録され、平成11〜12年種苗法登録品種となった最新りんごわい性台木である。
JM系台木は、日本の気候風土に根ざす東洋系わい性台木として、最大の注目をあびて発表され、リンゴ研究拠点において長年の実績があり営利栽培用台木として広く活用可能な時代に入った。
栽培面積の最も多い「ふじ]は、JM1が最適と思われ、JM1は地上に出す長さに反応する台木として最注目されます。ふじ以外の品種はJM 1又はJM7が有望と思われます。JM2は半わい性台木で、無支柱わい化栽培の可能性への夢がふくらむところであります。

■なし台木
北支豆梨について
北支豆梨は、中国東北部の原産で、果実は大豆位の大きさで非常に小さく、2心室で、果皮は灰褐色〜暗褐色である。樹は強勢で、枝梢分岐し易く、新柄や葉が白い毛茸に覆われる特徴がある。開花は日本梨より5〜7日程遅い。黒星病には弱い。
弊社においては、昭和35年頃導入、以後再導入、選抜、淘汰を行い、採種母樹園を設置して、同一母本より毎年採種し、現在に至っている。国内にあって果実大きく、葉の緑濃く北支豆梨と称される梨は、そのほとんどが日本豆梨、日本梨又は山梨等との交雑種と思われる。
北支豆梨は台木に利用された場合、最もその能力を発揮し、乾燥や低温に強いことが知られている。弊社の経験では、過湿にも相当耐えることが判明している。その為、ユズ肌果・石梨果・縮果病の予防に用いられる。当伊那地方は二十世紀の一大産地であり、ユズ肌果の予防対策に大きな役割を果たし、また幸水においては、胴枯病予防として当台木二十世紀が中間台として使われ、効果を上げている。果実内容にも変化を来たし、二十世紀・幸水等では玉揃い良好、果皮滑らか、肉質よりち密になる。
北支豆梨の種子は非常に小さく、播種後1年では台木利用が難しい為、弊社では2年間養成して使用している。北支豆梨は深根性で細根に富むが、当台木使用樹の伸長は、山梨台木樹に比べややわい性で、8割程度である。その為節間つまり、コンパクトな樹形で花芽つき易くなり栽培し易くなる。

■北支豆梨台長十郎中間台洋梨栽培の特徴
農文協「農業技術大系」に紹介された内容をまとめました。
  1. 樹の大きさは山梨台木の60%くらいで半わい性である。
  2. 花芽形成が容易となり、結果期に達するのが早まる。
  3. 果実の品質が向上する。
  4. 半密植栽培が可能である。

■もも台木
おはつももとは
おはつももとは、長野県下伊那郡大鹿村に在来する極小粒の挑で、昭和25年頃から、長野県南信農業試験場及び農研機構果樹研究所により調査・研究されておはつもも(E系統=下伊那野生挑No.5=大鹿No.10)は、“サツマイモネコブセンチュウ免疫性で、最も小粒で離核であり(台木用種子は小粒で離核の方が取り扱いやすい)、種子生産力、発芽率とも良好で、実生は細根の発生多く、根全体の生育も良好で、また、苗木の生育も均一で管理が容易である。”と発表された。
弊社にては、昭和50年以降後生採種母樹により種子増産に努めてまいりました。近年要望の強い種子及び台木の販売を致します。但し、本種種子は眠る性質が非常に強いので留意願います。
《種苗法登録品種の接立は違法行為無き様充分配慮願います。》

■筑波系統のご紹介
今迄の挑台木品種及び台木生産の現状を憂えた農研機構果樹研究所では、育種第三研究室を中心に、昭和42年以来台木用桃品種の育種がなされ、昭和57年桃台木筑波1〜10号が一次選抜、命番された。以後二次選抜の試験に入っている。この内7〜10号は緑葉系統で、おはつもも及び下伊那野生桃No4(大鹿No7)の自然交雑実生である。
1〜6号は赤葉系統で、1号は暖地向、2・3号はレッドドワーフ、4〜6号は普通台木として優良で、その一代雑種迄はサツマイモ・ジャワ・リンゴネコブセンチュウ免疫性である。また試験の進むなかで、4・5号はおはつもも台に比べ生育はやや不揃いではあるが、穂品種の生育抑制傾向が認められ、若木時から花芽の着生良く、品質の良い大きな果実となり、収量性も確保できる果実生産性の高い台木であるとの結果が得られた。5号が最も安定している。
弊社にては、複生採種母樹園を設置して増産体制が整っておりますので、広く活用されます様願うものであります。

■ニワウメ台の特性
ニワウメ(平塚)台は、農研機構果樹研究所においてもものわい性台木としての利用を1975年から検討され、1986年からは栽培農家にても試作検討され、有望実績を残しつつある。
以下にその結果と植栽方法を要約すると…
  1. ニワウメ(平塚)台はもものわい性台木として、果実の高糖化・肥大化・平均化傾向が認められ、「よいももを揃える」栽培に活用有望である。
  2. 低樹高化がやり易く、栽培労力の省力安全化が望める。
  3. ユスラウメ台で発生した果実の渋味は、今迄のところ発生はない。
  4. 台木と穂品種の親和性は問題ないが、根がもろい為支柱を要す。
  5. 普通樹に比べ根が弱いから過湿・過旱地は避け、充分な有機質投与と肥培管理を行う。
  6. やや台負け傾向を示すので、植付は穂品種から自根の発生しない程度に深植えとする。
  7. 植付は畦幅4m、株間2m(10a当たり125本植)を基準とする。
  8. 樹形はY字形二本仕立てが安全である。
  9. 樹勢は強めに維持する事が肝要である。